2021-01-01から1年間の記事一覧
マイ秘密基地の午前4時。 東の空が赤く染まる頃、意を決して飛び出して暫く、暁のグラデーションが終わり、日の出に近づく朝日が文殊のお山の輪郭をくっきりトレースし始めます。 そんな朝日を、〝手〟を広げて待つ謎の生物が前方に。 写人が、あなたにお送…
空梅雨から一転、太陽が雲隠れした朝が続きます。 窓を開け放ち、ロードバイクを1時間漕ぐ間に空気の入れ替えです。 雨の匂いを運ぶ風が部屋を吹き抜けますが、玉のような汗が滴り落ちます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」…
カーテンの向こう側の薄っすらと明け出した梅雨空が堪らず泣き出した朝は、余りの蒸し暑さに滲む汗に堪らず起き出す朝です。 ひたすらロードバイクを自部屋でひたすら漕いでいると、数分もしないうちに汗が滴り落ちます。 写人が、あなたにお送りします写心…
タイムスリップした朝は、 泣き出しそうで泣かない梅雨空が広がっています。 今朝は、現世を飛び出して400年の時を超えました。 午前4時半、〝村人〟たちはまだまだ夢の中のようです。 静まり返った街道をひた走って、飛脚気分を味わった朝です。 写人が、あ…
カーテンの隙間から覗く365㍍の文殊の山の頂きは、 覆う低い雲が風に流されて夜明け前の梅雨空にくっきり姿を表します。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 昨…
梅雨入りを思わせる夜明けは、カーテンの向こうから聞こえてくる雨音で目が覚めます。 いつもの朝告げ鳥の囀りも聞こえません。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美で…
パッと一瞬、真っ赤に雲を染めて夜が明けます。 雨上がりの川面を吹き抜ける風は初夏の香りです。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 闘いの人生と言っても決…
澄んだ〝旬〟の空気を体いっぱいに取り込んで、一日のスタートです。 果てしない青空を彩る夜明けのグラデーションが、背中を押します。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福…
薄っすら〝ベール〟を纏った文殊のお山が暁に染まり、だんだん明けてゆきます。 やがてオレンジ色の光が稜線を破って朝陽が体を突き抜けます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたく…
甲高いiPhoneという名の小鳥の囀りが、一日の始まりを告げています。 カーテンの隙間から見える空は、すでに明るくなってきています。 そして、〝本物〟の囀りが聴こえ始めました。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様の…
久し振りに雲一つない暁からの日の出でした。 オレンジ色の光を放ちながら昇る朝日に、背中を押されてのルーティーンは、〝ある一点〟を省いては快適でした。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラ…
雨上がりの夜明けはいろんな表情を見せてくれます。 東京オリンピックの聖火リレーが福井県入りした朝も、刻一刻と違う表情です。 雲が低く垂れ込めて文殊のお山を覆ったと思えば、朝日が顔を覗かせると街中が暖かい色合いに変わりました。 写人が、あなたに…
雨上がりの夜明け前は、涼しい初夏の風が吹き抜けます。 只何処か暑くなりそうな気配が漂います。 水溜りを避けてのルーティーンは、足に思いも寄らない負荷を与えます。 空を見上げれば、雲間に〝公演〟を終えた満月が見え隠れしています。 写人が、あなた…
久し振りに朝日を浴びてのルーティーンは、今宵繰り広げられる〝ショー〟の一日の始まりにワクワクにペースが上がります。 〝主役〟はまだまだ深い眠りの中です。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカ…
激しい雨の打つ音で目覚めた朝。 二度寝と洒落込むか。 自転車漕ぐか。 暫し悩んだ挙句、 寝ぼけ脳みそが弾き出した答えは、 両方。 どうも、思考を放棄したようです。笑笑笑 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供を…
久しぶりの百名山を前に気持ちがときめいて、 いつもの時間に目が覚めた朝は、 カーテンの向こうは、星一つも瞬いていない真っ暗闇です。 白々と夜が明け出してくると、1,523.5メートル天空にそびえる頂きが、手招きしているようです。 写人が、あなたにお送…
下弦を少し過ぎた月が、朧月となって暗闇に浮かび上がります。 徐々に白み始めてくると、今にも泣き出しそうな雲に覆われた空から朧月が消えてゆきます。 ポツポツ。 雨粒が顔を打ちます。 いよいよ泣き出したようです。 写人が、あなたにお送りします写心の…
24年前の昨日、終息宣言が出されました。 新年が明けてから丸4カ月、三国通いの日々。 全身油まみれになりながら早朝から夜中まで、 海にレンズを向ける毎日。 厳冬の日本海から吹き付ける風が、1時間で真っ白のマスクを真っ茶色に変えました。 福井県沖を漂…
ザァーッ。 昭和な一日は、ショパンの雨音には程遠い激しいロックな音が窓の外から聞こえてきます。 記憶にないほどルーティーン完全休養日と決めていたにも関わらず、ルーティーン通りの午前四時に目が覚めて二度寝も逃した朝です。 写人が、あなたにお送り…
東の空から昇って、一晩中煌々と照らし続けた満月が、西の空に沈んでゆきます。 強い北からの春風が塵を吹き飛ばしたおかげで、触ると切れそうなくらい輪郭が研ぎ澄まされた満月が、空気が透き通っていることを物語ります。 写人が、あなたにお送りします写…
めっきり夜明けが早くなって、 暁のグラデーションの中のルーティーンとなった。 天を刺すようにスクッと伸びた大麦のじゅうたん。 道端を覆い尽くす芝桜のじゅうたん。 そして、 早くも始まったハナエチゼンの田植え。 季節の移ろいを感じる朝。 写人が、あ…
牡羊座の新月を間近に控えた早朝、 細い月が東の彼方から姿を現します。 山並み上空の空は、 朝日がもうそこまで迫っているのか、 暁のグラデーションに染まっています。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいた…
今にも泣き出しそうな夜明けの空が、 とうとう花散らしの〝涙〟をぽつりぽつりと溢し始めます。 同時に、花散らしの風もふゅーふゅーと吹き荒れ出します。 春の嵐は冬の嵐と違って暖かく、散る花びらや揺れる花々は、 どこか楽しそうにも見えます。 写人が、…
朝陽がすでに高く昇った街角は、 忙しなく人々が行き交い、先を急ぐ車のクラクションが鳴り響きます。 そんな喧騒の中、フッと万物が動きを止める瞬間があります。 まるでゴーストタウンに化したかのように、 何もかもが動きを止めるその一瞬を感じることが…
雨音で目覚めた朝は、桜散らしの暖かい風が吹き荒れています。 頭につけたライトが照らす暗闇には、僅かですが力尽きた儚い花びらがはらはら舞います。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは…
妖しいオレンジ色の丸い月が、 東の彼方に沈んでゆきます。 川面に映る信号機の点滅や街灯が、 天空の星の瞬きと重なります。 いつの間にか星の瞬きの姿が見えなくなると、 辺り一面が霧に包まれています。 そして、漆黒から少しずつ青みを帯びる空が、 夜明…
昼過ぎになっても道路や歩道には、昨夜降った雨が所々模様のように残ります。 きっと気温が低いのでしょう。 体をすり抜ける風は冷たく、肌寒い昼下がりです。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメ…
長い長い冬というトンネルを抜けると、 そこはきれいな暁でした。 神々しいオレンジ色の光を放つ文殊の頂から天頂に広がるグラデーションは、 神秘的な宇宙の営みを感じます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供を…
スプリング・エフェメラルを求めて山に入ると、 木々の間をすり抜ける風は、春の香りに包まれます。 まず出迎えてくれた一匹のギフチョウがヒラヒラ、奥へ奥へと誘ってくれます。 どんな春の妖精たちと会えるのか、疲れた筋肉に息吹が宿ります。 写人が、あ…
日に日に夜明けが早くなる朝は、 肉眼で見える約4000個の星たちとも、 もうそろそろお別れです。 そして、暁から昇る朝陽との戯れの季節がやってきます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマン…