syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

忘れてはならない目

北斗七星、オリオン座、明けの明星ブィーナス…… それだけでも15個。 数えだしたらきりがなくなって、あきらめる夜明け前のランニングは、 吸い込む空気が一気に体内を浄化して駆け抜けます。 春、夏、秋…。それらとは全く違う満天の星空です。 写人が、あな…

共同作業

満天の星たちが何か言いたそうにチラチラ瞬く夜明け前の空気は冷たくて、大きく深呼吸をすれば喉が凍りそうです。 東の彼方の空が暁色に染まり始めます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマン…

ちょー気持ちいいー

ザァーッ。 雨音で目が覚めたものの、完璧な二度寝を決めた朝です。 夜明け前の雨が嘘のような青空が広がるものの、太陽の日差しは冷たい北風を宥めるには力不足のようです。 虹の特異日。雲間から日差しが差し込む度に虹が架かりました。 写人が、あなたに…

我が家の呑兵衛

満天の星空に慣れたせいか、 何処となく寂しい夜明けです。 それでも、東の雲間から明けの明星がチラチラ瞬きます。 よほど風が強いのでしょうか、見えたり隠れたりを繰り返して、見えなくなります。 南西を目を移せば、恐らく半月に近いのであろう月が薄い…

宝物

午前3時半、 流星が見たくてちょっぴり早起きした朝の風は暖かくて、 手袋を脱いでポッケにしまう朝です。 1時間半、ずっと上を向いて走ろう。 今か今か。 月明かりのない満天の空に、ほんの一瞬。 オリオンに向けて。 気がつけば、西の彼方の空が暁色になり…

喧騒と長閑が同居する街

霧に咽ぶ街は、 つい先日まで、饒舌な秋の虫たちが毎晩コンサートを開いていたのが嘘のように静かです。 早くも冬の生活に入ったのでしょうか。 サクッ、サクッ、サクッ。 乾いた落ち葉を踏みしめるシューズの音だけが響き渡ります。 写人が、あなたにお送り…

ちょっとしたことだけど、すごく嬉しい

南西の低い空にオリオンが瞬き、 振り返れば、北東の低い空に北斗七星が、 東の暁始めた超低空には、明けの明星ヴィーナスが昇ってきました。 天空を見上げれば、満天の星空が全天球で広がっています。 よほど空気が澄んでいるのでしょうか。 地上で瞬く街灯…

みんなの宝

どこまでも澄んだ真っ青な空が、上空から優しく見守ります。 遠く日本海を見渡せる365メートルの頂に、みんなの思いが詰まった新しい息吹が誕生しました。 台風の猛威で無惨な姿になったのが3年前。 毎週登る度に、心が痛んだ3年。 真新しい姿に心も晴れ晴れ…

早、冬支度

ザァーっ。 午前4時。 窓の外から聞こえてくる雨音が、目覚ましがわりです。 サクッ、サクッ。 いつもなら、心地良いリズムを刻む落ち葉が、今朝は、雨に濡れてシューズの底にまとわりつきます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリー…

ご近所さんの新そばは格別

前の晩からウキウキ。 今シーズン初の県内産新そばを打てると思うと、瞼を閉じても出来立ての緑色のそばと香りが、頭の中を渦巻いて中々眠られない夜でした。 しかも、毎朝走り回っているそば畑の採れたてのそば。 種まき、白い花の絨毯、収穫。一部始終を見…

湖底の紅葉

木々の色づきも分からない夜明け前は、 漆黒の空と区別がつかない、遥か彼方の地平線も瞼の裏で想像するしかありません。 暗闇にようやく慣れた目に写った山並みは、微かな霧に、ソフトフォーカスのフィルターをかけたようです。 衣を纏ったその上空に、明け…