syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

shutter.2 奇跡の風景

夕暮れ時の一瞬。 忙しなく家路を急ぐころ、 どれだけの人が気がついただろうか。 そう、此処は地上の楽園。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 西の彼方の山…

shutter.1 天空の楽園

朝陽に輝いて赤く染まる頂きが、うっすら綿帽子を被っています。 そう、ここは天空の楽園。 コロナ禍、 当たり前過ぎた忘れていた古里福井の風景を再発見してみようと思います。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供…

ここ八時に寝るわけ

夜明け前の街中に飛び出せば、 よほど風がなかったのでしょうか、 刈り取りが済んだ田を焼く香ばしい匂いが漂って鼻先をくすぐります。 辺りが白み始める頃、遠い地平線の遥か上空のうろこ雲が隙間に、 明けの明星が、〝また明日〟と、 少しずつその姿を消し…

長い友達進化之図

雨上がりの朝は、 コースにできた水たまりを飛び越えよう。 バシャバシャバシャと、水しぶきをあげて、 朝を告げよう。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 長…

ウィズコロナ

まだまだ夜明けには早過ぎる空には、暗黒の世界が広がっています。 瞬く星は一つも見つからないのは、一面雲が覆っているのでしょうか。 やがて、東の遥か彼方の山並みの上に、 まるで裂けた傷口のような雲間が僅かながら赤く染まっています。 体をすり抜け…

こんなパワーが欲しい

カーテンの向こう側から聴こえてくる虫の音が、すっかり〝目覚まし〟代わりになった涼しい朝は、雨上がりの匂いが鼻腔をくすぐります。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福…

当たり前を忘れずに。

野山を駆ける。 当たり前だった子どもの頃。 今では、生きる目標となって特別なことになっています。 木立をすり抜ける風を感じ、鳥の囀りに耳を傾けて走る。 なんと清々しいことでしょうか。 ここは一つ童心に返って、 「当たり前」を忘れずに、自然の力を…

人生の卒業にはまだまだ早過ぎる

文殊の山並みの彼方の空が、 暁のグラデーションに染まる朝、 細い三日月と明けの明星が、 やがて昇ってくるであろう朝陽にオレンジ色に染まります。 そんな神秘的な宇宙の営みに身を投げ出すと、 静寂の中から万物たちの囁きが聴こえて参ります。 写人が、…

9.11

文殊の山並みの遥か彼方の空を真っ赤に染めて、黒いフェニックス不死鳥が二羽、翼を広げて舞い上がります。 負けじと翔けますが、 不死鳥は、フッと微笑むように飛び去ります。 遥か上空を吹き抜ける風が、 不死鳥を加速させ、あっという間に姿が見えなくな…

パワー

久しぶりの暁天は、 それはそれは素敵なグラデーション。 遥か東の彼方の地平線がオレンジ色に燃え出すと、 満天の星が一つ消え二つ消え。 やがて最後の数千番星が、濃紺の空に消えてゆく。 そんな宇宙のパワーを全身に浴びる。そんな朝が好きです。 そして…

落し物

記録的に遅かった梅雨明け。 短いであろうと鷹を括っていた猛暑。 そして、残暑。 今朝、夏の扉を開けて飛び出すと、ひんやりとした秋風が頬をすり抜けました。 これまた記録的だった台風の落し物でしょうか。 お久しぶりです。 写人が、あなたにお送りしま…