syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

ウィズコロナ

まだまだ夜明けには早過ぎる空には、暗黒の世界が広がっています。

瞬く星は一つも見つからないのは、一面雲が覆っているのでしょうか。

やがて、東の遥か彼方の山並みの上に、

まるで裂けた傷口のような雲間が僅かながら赤く染まっています。

体をすり抜ける風は、ひんやりと秋の漂いです。

写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。  

皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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苔むした平泉寺境内は、

杉木立をすり抜けて差し込む日差しが織りなす模様は、

まるで上等なペルシャ絨毯を敷き詰めたようです。

このコロナ渦、ひっそりとした佇まいは、

本来の美しさなのかもしれません。
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孫六

内祝いでいただいたカタログギフトの数ある商品の中で、光り輝いていたページ。

料理担当としては、迷わず即決でした。

鋭い切れ味に、切ってはいけないものまで切りそうです。

息子がこれを使って作った料理を、母親が弁当箱に詰めます。

福田家のウィズコロナ、新生活スタイルです。f:id:syabito:20200920101006j:image

裁縫担当の来年卒寿を迎える母親は、

今でも器用に針仕事をします。

メガネかけずに糸も通します。

最近、洗濯洗剤の3プッシュを覚えました。

 

陽が昇っても、爽やかな秋風が街中に吹き抜けます。

4連休の駅前は、マスクなど感染対策万全の大勢の人で賑わい始めました。

そうして、段々と新しい生活スタイルが浸透していくのでしょう。

 

お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。

 写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。

 皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。