カーテンの隙間から覗く365㍍の文殊の山の頂きは、
覆う低い雲が風に流されて夜明け前の梅雨空にくっきり姿を表します。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
昨夜、久しぶりに覗いた財布の中から〝発見〟されました。
最近、なんちゃらペイばかりで、こんな枚数の紙幣にお目にかかるのは、記憶を随分遡らなければなりません。
「一体いかほどなんだろう」
千、二千、三千、四千…
二百…
二十、四十、六十、七十…
夜な夜な、
通帳を開いて…いや、
紙幣を数えてニヤニヤ。
4,380フィリピンペソ。
スマホでピッ!
「おお」
銀行行ってこようかしら。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。