syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

革ジャンに決めた朝

46年ぶりとなるハロウィーン満月であり、今月2度目となるブルームーンが、 静かに西の彼方の地平線に沈んでゆく。 天空ではオリオンが追いかけ、東の暁の空にはブィーナスが手を振っている。 そんな特別な朝は、今年一番の冷え込みだ。 写人が、あなたにお送…

旅人の心をくすぐる風景

街が一番きれいで素敵になる季節が今。 色づく街並みの中にいると、とても幸せな気分になる。 日ごろ吹かない口笛を吹いてみたり、 日ごろから歌っている鼻歌を歌ってみたり、 日ごろはしないスキップをしてみたり、 気分がふわふわと浮き上がる。 写人が、…

時代の目撃者

満天の星が宝石箱をひっくり返したように煌めく漆黒の天空が、 徐々に濃紺に変わり、やがて見事なグラデーション暁へと。 そして、無数の〝宝石〟たちが一つ、二つと消えてゆく。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお…

証拠写真

今回の証拠写真はここへ。 「明日、コスモス見に行くざ」 「明日は世田谷食品来るんやであかんわの」 「はあ?また味噌汁頼んだんか」 「ほや。寒なったでの」 「ほんなら5時出発やざ」 「ほんな早よ、どむならんわあ」 「朝陽がきれいなんや」 「化粧いっぺ…

shutter.21 覚えていてくれた

コォーコォー。 冬の使者コハクチョウが今年も姿を見せてくれました。 今年、初めましてです。 川の流れに身を任せて、長旅の疲れを癒します。 川べりのススキも心地良さそうに秋風に揺れています。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリ…

shutter.20 これでいいのか

長閑な昼下がり、突然轟音ともに〝恐竜〟が暴れ出します。 〝自分の背丈〟より遥かに大きいビルを食べています。 時代の流れとともに食い尽くされてゆくビルを夕陽が照らしました。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様の…

shutter.19 プレイバック

昨夜半の天気予報は「晴れ」の期待を抱いて飛び出すものの、 数えられるほどの星に、雲隆盛を確信していつものコースを淡々と走る朝です。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、…

shutter.18 いい旅しろよ

夕焼けのような朝焼けの色。 遠く彼方の山並みが萌え出しました。 もう暫くすると、北から南へ向かう渡り鳥たちが次々と通り過ぎます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福…

shutter.17 100,000,000本の秋桜

星の見えない暗い空を見上げて、ため息を吐き出す己に喝を入れて飛び出します。 川べりに咲く秋桜が名残の強い風に大きく揺れます。 夜明けから強風に吹き飛ばされた雲間から朝陽が一閃、秋晴れを予感させる朝です。 写人が、あなたにお送りします写心の定期…

shutter.16 堪らない此時

東の彼方の地平線辺りがオレンジ色に染まり始めた暁時、 遠く山並みから顔を出した細い三日月が、満天の夜空に地球照で美しい姿を浮かべています。傍には明けのヴィーナスが寄り添っています。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム…

shutter.15 消えた街中の秋

無数の赤蜻蛉が秋風にふわふわしていた季節が、いつの間にか過ぎ去ろうとしています。 そんな季節感を感じる余裕もなく、それでも季節は変わりなく移ろっています。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたします…

shutter.14 ムーンセット

陽が昇るまでには、もう少し間ある夜明けどきの海原からは、 わずかな潮騒だけを秋風が運んできます。 夜通し煌々と照らし続けた満月が海面に光の道を作りながら、 橋の彼方の水平線に消えてゆきます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroス…

shutter.13 心のエール

30年前とは言いません。せめて7年前に時を戻せたら。 週に7日、通っていたあの頃に。 「住んでいる」とまで言われたあの頃に。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美で…

shutter.12 元気になーれ!

黄昏時の空を焦す一発の水中花火は、 いろんな想いを込めて大輪を咲かせます。 天空から控えめな上弦の月が見守ります。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 福…

shutter.11 いつまでも此処にいたい

オレンジ色に染まった空に負けじと染まる湖面を、 水澄のようにスイスイと滑る先を行く艇を追いかけます。 まるで水彩画に描かれたトンボのように、朝焼け色に溶け込んでゆきます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様の…

shutter.10 未来のショー

夜空で繰り広げられるショーを見上げる度に、 宇宙の営みに想いを馳せます。 地上では未来に向かう槌音が響いています。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 数…

shutter.9 栄華に想いを馳せて

真っ赤な曼珠沙華が咲き誇るこの時期、此処を訪れると、 瞼の裏に、往時の栄華を誇った城下町の賑わいが浮かびます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 一乗…

shutter.8 心地よいシャワー

雨が上がって間もない霧中のブナの森を彷徨います。 其処は誰もいないマイナスイオンの宝庫。 耐えることなく降り注ぎます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です…

shutter.7 天空の街

霧が揺れる山道の先に広がる雲海。 昇り始めた朝陽が、空をうっすらオレンジ色に染めます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 週末の早朝に登り始めて7年にな…

shutter.6 美味しくな〜れ

まるで五線譜上で踊る音符のようです。 真っ白なそばの花が秋風に揺れてスイングします。 花たちが一斉にハーモニーを奏で始めました。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福…

shutter.5 自分へのご褒美

西の遥か彼方の水平線沈む夕陽と、 天空に姿を表した三日月が、 一つのファインダーに収まった夕暮れは、 わずかな潮騒だけが聞こえてくる、静かな時だけが過ぎゆきます。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいた…

shutter.4 やっぱり特別ですね。

煌々と橙色の満月が夜の帳が下りた文殊の天辺から昇ってきました。 赤くて大きくて、それはそれは堂々の名月です。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 収穫を…

shutter.3 秋風にスイング

雨上がりの秋空は、とびっきりの表情を見せます。 一点の曇りもない澄んだ青空は、 今の澄んだ心と重なります。 写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。 真っ白なそ…