無数の赤蜻蛉が秋風にふわふわしていた季節が、いつの間にか過ぎ去ろうとしています。
そんな季節感を感じる余裕もなく、それでも季節は変わりなく移ろっています。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
いつだったか、秋晴れがあまりに気持ちよくて、福井市中央公園の芝生に大の字に寝そべった昼下がり。
太陽の強い日差しに閉じていた瞳を恐る恐る開けてみると、
無数の赤蜻蛉が、清々しい青空に舞っています。手を伸ばせば、いくらでも捕まえられそうな数です。
最近、こんな風景にお目にかかれません。
ほんの数年前、こんな街の中心部の公園でも見られた光景なのに。
そんなことを、ふと思う昼下がりです。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。