眠ったことを思い出せないくらいよく眠った朝は、
激しく屋根を打ちつける雨音で目が覚めます。
Chopinの調べとは程遠く、Led Zeppelinといったところでしょうか。
夢から半分覚めない微睡の中、
気がつけば、いつものルーティーンウエアを身に纏い、走る気満々の朝でした。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
バケツをひっくり返したような突然の雨は、まさに通り雨。
雨雲が去った後は、まだまだ昇らない朝日の光で赤く染まった青空が広がってきます。
あっという間にできた水たまりを飛び越します。
やがて、はらはらと天使のような白い雪が赤く染まった青空から舞い降りてきました。
遥か上空から無数の〝天使〟が、人懐っこく顔に纏わり付きます。
必死にiPhoneのレンズを向けますが、
恥ずかし屋さんの雪〝たち〟は、
淡雪のように消えて、撮らせてくれません。
暫し、雪たちと戯れたんですが、サァーっと姿を隠します。
そう。東の彼方の地平線と雲の隙間から、朝日が光を放ち始めました。
こうして、舞い降りてくる無数の雪を眺めていると、新型コロナウイルスの存在を忘れてしまいます。
1億4960万kmの遥か彼方から8分で届く太陽の光を体いっぱいに浴びていると、
新型コロナウイルスなんて、怖くないって思えてきます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
2月27日 4.57キロ 🏃♂️94.29キロ
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