火柱とともに火の粉が舞い散り、星も瞬かない暗い空を赤く焦がす夜は、
春を呼ぶ祭りのフィナーレとともに、浮かれ気分にピリオドを打ちます。
高く舞い上がる炎は、街並みの灯りを瞬く間に飲み込みます。
遠くから、太鼓とお囃子が風に乗って耳をかすめてゆきます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
街の神社で14本の松明がゆっくり進みます。
パチパチパチ。
火の粉が天空に昇ってゆくと、
炎が火柱となって、真っ暗な夜空を真っ赤に染めます。
雪の無い勝山左義長まつり。
炎の祭りには、やはり、雪が似合います。
市民たちの熱い心が雪を解かし、春を呼びます。
新型コロナウイルスの影響でしょうか、例年より来場者は少なかったようです。
それでも、街中では賑やかな太鼓とお囃子が鳴り響き、市民たちは長い冬に別れを告げていまします。
新型コロナウイルスの対応が、なぜ国によってこんなにも違うのでしょうか。
最近、何かと話題になる日本と韓国。
感染もこの二国は、中国を省けば圧倒的に多いです。
批判が続出しているPC R検査。
日本政府は、民間は技術レベルが低いので任せられないと言っています。実際は正反対です。技術もマンパワーも機器性能もはるかに上回っています。民間に任せると感染者が爆発的に増えるので医療崩壊を恐れているのでしょう。兎に角、自宅待機を繰り返しています。
また、検査費用も国負担から保険適用に変更になりました。
韓国では、民間の能力を最大限に引き出して対応していくと大統領が公言しています。PCR検査は日本の何十倍の数が行われまいます。また、検査費用は全て国負担。それに感染者には補助を支給という対応の早さです。
後のことを恐れて全てが手に回っている日本と、恐れずに国民を守ることが一番大事と先手を打つ韓国。
また、日本は国のトップは出てきません。厚労大臣が孤軍奮闘です。韓国は大統領が陣頭指揮をとっています。
マスク不足一つとっても、「何億枚増産要請したのでもう直ぐ解消するはず」と言っていましたが、未だに、店ではマスクコーナーさえ消えています。
国民からすると、どちらが頼もしいのでしょうか。
どちらがいいのかは、分かりません。ですが、今回の〝一大事〟の日本政府の対応を見ていると、本当に歯痒いのです。
「この炎がウイルスを死滅してくれればいいのに」
近くから、そんな会話が聞こえてきました。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
2月26日 5.20キロ 🏃♂️89.71キロ
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