30年前とは言いません。せめて7年前に時を戻せたら。
週に7日、通っていたあの頃に。
「住んでいる」とまで言われたあの頃に。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
2013年の通称片町。
福井の文化。いや嶺北の文化でしょうか。
周年ともなれば、お店の入ったビルは花輪で埋まりました。
地上がダメなら壁面に。
次々と届けられる花輪の置き場所に困った苦肉の策だったのでしょう。
毎日のように片町のどこかで、こんな風景が見られました。
先日、思い出せないぐらい久しぶりに夜の片町を通りました。
…。
通りを闊歩すれば、
いくつものビルから、
「今日は来ないのー」
声が掛かります。
瞼の裏には、
社会人になって先輩に毎日連れて行かれた頃、満点の星空が霞んでしまうほど、煌々とネオンが瞬く光景が浮かびます。
それでも、必死に頑張っている友人たちがいます。
なんとか。せめて数年前の賑わいまで。
「そろそろ行動を起こす時なのか」
心のエールを送ります。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。