長い長い冬というトンネルを抜けると、
そこはきれいな暁でした。
神々しいオレンジ色の光を放つ文殊の頂から天頂に広がるグラデーションは、
神秘的な宇宙の営みを感じます。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
夜明けが早くなってきました。
冬の間のルーティーンは、真っ暗闇にスタートして真っ暗闇でゴールしてました。
季節の移ろいを感じます。
毎朝4時起きの辛い辛いルーティーンが楽しい季節が到来です。
さあ!
ここからはもっと走りますよ。
お彼岸のお墓参り前の腹ごしらえは、
しさしぶりに友人夫妻から声が掛かりました。
大盛りと安価が自慢のお店へ。
一抹の不安を抱えながら。。。
@やせなわ食堂
「あたしもオムライスッ」
「おいおい、大丈夫か。すごく多いよ。食べられるんか。残してもいつものように食べてあげられんざ」
「食べられるって」
「兎に角、食べられるとこまで頑張って食べね」
「食べられるんやって」
絶対無理と分かっている息子としては、
さて、その後どうするか。
「ほれ、みてみい。いつもと違ってオレも無理やざ」
「大丈夫や。食べられるって。野菜もちゃんと食べなさいや」
「はあ?どの口が言う」
流石に1.5人前は無理で、
ちょっとでも気を抜くと、
Gジャンのボタン、全部ぶっ飛びそうです。
時々外食に連れて行きますが、ほぼ、こんな感じです。
毎朝走っていますが、
体重が±ゼロで微動だにしません。
料金を支払って帰り際、
「お腹出てるのお」
「おいッ!」
コロナ禍、中々一緒に会食は無理ですが、
「皆んなでご飯食べに行かんのか」
「ライブないんか」
感染回避か認知症回避か。
ばあさんのためには、どちらがいいのか。
毎日葛藤しています。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。