薄っすら〝ベール〟を纏った文殊のお山が暁に染まり、だんだん明けてゆきます。
やがてオレンジ色の光が稜線を破って朝陽が体を突き抜けます。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
30年前、
福井の「住みよさ」、「豊かさ」は今の暮らし良さに対する満足度は、いつも全国1位でした。
そして30年経った今でも、「幸福満足度」は1位です。
しかし、30年前の調査の一方で「特色、活気ある街づくり」を望む声も全国3位でした。
満足はしているが、今の街づくりは特色も活気もないと批判的な目を向けて人が決して少なくないということですね。
遅れたっていいと思うのです。
出来上がった街が県民にとって魅了的で素敵であれば。
福井駅東口にアオッサが建てられるなど口火を切り、えちぜん鉄道の新駅が完成、北陸新幹線の駅舎も急ピッチで完成に近づいています。
かつて〝駅裏〟と呼ばれていた面影はありません。
西口に目を向ければ、東尋坊の柱状節理をイメージした福井駅、ハピテラスを備えたハピリンが次々と完成し、再開発がどんどん進んでいます。
そして今は、県民馴染みの「三角地帯」に着手しています。約半年掛けて、更地となりました。いよいよ、建設が始まります。
その後、次々と再開発が進んでいきます。
今も昔も県民が望んでいる「特色、活気あふれる」魅力的で素敵な街に向かっているのでしょうか。
〝お家の事情〟を乗り越えた奮起を願わずにはいられませんね。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。