朝陽がすでに高く昇った街角は、
忙しなく人々が行き交い、先を急ぐ車のクラクションが鳴り響きます。
そんな喧騒の中、フッと万物が動きを止める瞬間があります。
まるでゴーストタウンに化したかのように、
何もかもが動きを止めるその一瞬を感じることが好きです。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
新型の新型コロナウイルスが猛威を振るい始めました。
毎日毎日、何度消毒しているでしょう。
ただでさえ潤いの無くなった指が一層カサカサで、珈琲カップを滑って落としてしまいそうになります。
仕事中、なかなか捲れない書類に、
「はあ〜」
ってなります。
本気でマイ指サックをポケットに忍ばせなくてはと思っている次第です。
柱の影に隠れて避けていた日差しも、時間とともに身体を差し始める時、
止まっていた時が再び時を打ち始めます。
そして、仕事開始のチャイムが脳内に響き渡ります。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。