遠い地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
遥か山並みの向こうがオレンジ色に染まる時、音もなく落ちていく夕陽は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
待っていたように瞬き出して一番星に心を開けば、夕暮れの静寂の、
なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていった真っ赤な夕陽が、
瞼に浮かんでまいります。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便、「maguroストリーム」。
今宵、皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
半年のご無沙汰です。
千年以上の歴史を持つ吉川ナス。あの有名な賀茂茄子は、実は吉川ナスがルーツです。
品種改良がされていないため栽培が難しく収穫量が少ないため、栽培農家が一軒にまで衰退しましたが、「このまま失ってはいけない」と、平成21年、10人の有志が立ち上がり、たった1人で守り抜いた農家から種を受け継いで復活したました。
収穫時期は6月から11月で、重さ約300㌘の丸ナスです。皮が薄く締まった肉質が、和洋中イタリアン、スイーツまで幅広く合います。
現在は国が地域の高品質な商品を登録、保護する「地理的表示(GI)保護制度」に北陸、伝統野菜初で登録されました。
今日は道の駅西山公園で、丸々と太った吉川ナスを3個購入。朝一番で完売してしまうので、第二便を狙って昼一番に狙いが奏功。
「採れたて。一番大きいのを3つ持っていってください」
「おお。なんとラッキー」。思わず声が出てしましましたよ。
そして、ランチはもちろん吉川ナスバーガーを食べてきました。
今日の夕陽は凄かったですね。
薄雲が広がって、太陽の輪郭がくっきり。息を飲むような真っ赤でまん丸な夕陽でした。
こんなにオレンジ色に染まったのは久しぶりでした。
そんな中でのルーティーン。風邪はまだまだ治っていませんが、我慢できずに飛び出しました。
ここまできたらあとは、気愛で風邪を蹴散らします。
夜の帳が落ちるにつれ、次第に星のまたたきがはっきりくっきりしてきます。
お送りしましたこの写心が、美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように。
写人がお送りした写心の定期便、「maguroストリーム」。
お供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
6月19日 12.36キロ 131.63キロ
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