深い霧が立ち込めた朝は、
街中が一面モノクロームの世界を醸し出します。
そして、深まりゆく秋の訪れを告げています。
音までをも包み込んでしまうほど、静かな夜明けです。
はるか彼方の地平線だけでなく、目の前の山並みさえ区別がつきません。
真ん丸で真っ白な朝日だけが、時を知らせてくれます。
遠くの鉄橋を渡る一番電車の黄色くぼやけたヘッドライトと枕木を通過する音が、
メルヘンの世界へと誘います。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
満月のような朝日が、日の出を告げています。
文殊の山の頂は、すっぽり霧の中で、
霧の中に浮かぶ朝日の存在で、ようやく頂の高さを感じます。
初霜、初雪、初氷の便りも、もうじき届くのでしょうか。
霧の中でぽっかり口を開けた地下道が、
御伽の国への入り口のようです。
薄れゆく霧の向こうに、青い空が見え隠れしています。
霧が晴れてゆくように、心も晴れやかに。ペースも上がります。
朝のニュースが今秋一番の冷え込みを伝えます。
Gジャンを羽織っての1日のスタートです。
お送りしたこの写心が、あなたの心に元気を届けますように。
写人がお送りしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
10月16日 7.47キロ 73.72キロ
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