瞬く星を覆うように一筋の雲が、
月の煌々とした灯りに照らされて、
まるで天の川のようです。
吐く息が、
頭に付けたライトの灯りに照らされて、
まるで天女の羽衣のように顔に纏わり付きます。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
90歳の女雛さま。
卒寿を間近に控えても、やはり女の子です。
2人でひな祭りを祝う夜となりました。
仕事帰りに急いで駆け込んで、最後のハートのお寿司をゲット。
もう一つは菱餅。
「あー、お腹すいたあ。さあ、食べよさ」
「いやいや!俺が菱餅やぞ」
「足りるかな」
「足らんかったら、俺のあげるで」
3日後、90歳になりますが、よく食べてくれます。
デイサービスの連絡簿では、少し残すようなんですが、
「味が薄いんやって」
「それは体のためやざ」
兎に角、味が薄いもの、硬いもの、生野菜が大っ嫌いです。
でも、この歳になったら、好きなもの食べさせたい息子です。
それでも、長生きしてもらいたいので、
朝はバナナ、ニンジン、キュウリ、ブロッコリー、ミニトマト、小松菜、豆乳、ヨーグルトを蜂蜜たっぷりで甘くしたスムージーを半分こします。
夜はキャベツ、ニンジン、キュウリ、ブロッコリーを温野菜にしてオリーブオイルで食べてます。
この二つが二人の食のルーティーンです。
そして、息子はも一つルーティーン。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。