雨水の朝、
水分を多く含んだ薄ら積もった雪は、
冬の終わりが近づき、春が近いことを告げています。
気温は低いものの、真冬の寒さとは全く違います。
時折吹き抜ける強い風が、春を運んでくるのでしょうか。
スピードを上げて、遥か上空を流れる雲の隙間から顔を覗かせる太陽の日差しに、
淡い綿帽子から滴が一滴、一滴と地面に落ちてゆきます。
まるで春へのカウントダウンのようです。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
二十四節気「雨水」
立春から早2週間が過ぎて、雪が雨に変わらないとならないのに、今朝は雪化粧でした。
それでも、時折、日差しが差し込むと、
紅梅に積もった雪からは水滴が滴り落ちます。
春の淡雪のように、あっという間に消えてゆきます。
冬から春へ、
季節の移ろいは、駆け足のようです。
国から指針が示されました。
予想通り、とても分かりづらいものでした。
37.5度以上の発熱が4日間以上続いたら、受診せずにまず帰国者・接触者相談センターに連絡。
インフルエンザ、風邪の流行期の今、この4日間で重篤になったらどうするのだろう。
今更、帰国者・接触者相談センターってなんなんだろう。
など、突っ込みどころ満載の指針でした。
SARS、MARSなど今までの経験が全く生かされず、今回もまた後手に回ってしまいました。
最も歯痒かったのは、毎日の会見が厚生大臣だけだったこと。
やはり、疫学のスペシャリストトップが同席して会見しないと、一番不安を抱えている国民に対して、説得力がないです。
今、国民が一番欲しいものは、マスクでも消毒液でもないです。的確な情報だと思いますから。
立春から雨水、もう少しすると啓蟄です。季節は確実に移ろっています。
ウイルスは高温多湿が苦手らしいですが、梅雨時までかかるのでしょうか。
早く暖かくなって、終息してほしいですね。