雨に霰が混じる朝、
遥か上空の雲がスピードを上げて流れます。
〝泣き止んだ〟隙を見て飛び出します。
扉の向こうから、テレビの音声が箱根駅伝往路のスタートがあと一時間に迫ったと告げています。
次々と流れる雲の隙間から光りが差したり、隠れたりを繰り返す朝は、
福井らしい一日を予感させます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様とお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
息子の打ったおろしそばを、美味しそうに食べる母親が、
「蕎麦屋さんより美味しいのお」
と、ズルズルすすります。
そばは、1分40秒ほど茹でます。
冷水でぬめりをとった後、氷水で冷めます。
少し硬めで歯応えのあるそばになります。
辛味大根と大根のブレンドです。
「この茹では、職人技やの」
「恐縮です」
二人で大笑いしました。
笑う門には福来る。
そして昼間っから、水ようかんとワインで乾杯。
そんな正月三が日も、もう直ぐ終わります。
明日は、母親はデイサービス。
息子は仕事です。
母親が、また何やら見つけてきました。
革のコートに襟巻き。
「あたしちっちょなっつんたで、お兄ちゃん着ね」
「いやあ、ほんなもん着れんやろおー」
「あらあ、ぴったしやわの」
って事で、二着目ゲットです。
ホントに、小さくなった母に少し寂しい息子ですが、
母親が若い頃に着ていた服を着るって、何故か嬉しいのです。
まだまだ、出てきそうです。
常勝軍団が負けを知って、さらに強くなって帰ってきましたね。
箱根駅伝でフレッシュグリーンが躍動してましたね。
昨日の往路の感動も冷めやらぬ今朝、
僕も負けじと躍動してきました。
原監督が今年名付けた作戦名は「やっぱり大作戦」。
昨年五連覇を逃して、今年早速リベンジ。
「やっぱり青学は強かった」
テレビではおちゃらけている原監督ですが、練習はかなりきついらしいです。
特に今回、四年生には鬼軍曹だったようです。
「このまま卒業して、胸を張って母校に来られるのか」
四人の四年生が躍動しました。
昨年定年しましたが、僕も鬼軍曹と言われました。
人のために、チームのために悪者になるって、なかなかできません。すごいパワーがいるからです。
臥薪嘗胆。
信念ができないとできないと思います。
そんなフレッシュグリーン。強かったです。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
1月3日 8.24キロ 🏃♂️22.21キロ
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