時々冷たい雨が落ちてくるものの、
大晦日とは思えない穏やかな朝を迎えます。
寝起きの部屋もファンヒーターとエアコンのダブルパワーで、
あっという間に常夏となります。
行手を阻む天からの落とし物も、
ポップ・ステップ・ジャンプ。
難なく飛び越えます。
そんな一年だった気がします。
令和元年。
還暦、定年という人生の節目の年。
ステージ4のがん手術からまる三年。
母親の面倒を本格的に見始めた年。
すべて、順調です。
僕に元気と勇気をいただいた皆さんに感謝します。
そして、穏やかで良いお年をお迎えください。
新しい年も今まで以上に宜しくお願いします。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
母親が、お煮しめを作り始めました。
僕から包丁を取り上げます。
材料昨日買っておきました。
ゆっくりながら、無駄のない動きの手際の良さは、流石です。
僕は傍で見守るだけです。
硬い大根、人参もすいすい。
流石、20キロのポリタンクを蹴る女です。腕力もあるようです。
日頃、手を引いて歩いているとは思えない頼もしさです。
柔らかい生椎茸、こんにゃくもなんのそので捌いていきます。
なんと、こんにゃくは包丁入れて、くるっとねじります。
何というテクニックの持ち主でしょう。
そう言えば、物心ついた時から、こんにゃくはねじれてました。
出汁、醤油、砂糖を加えて煮込んで二時間で出来上がり。
「いっぺん、味見して」
「せんでも、この匂いは絶対美味しいって」
そんな大晦日です。
紅白歌合戦を見ながら母親と食べる年越しそばを売ってきました。
今年はたった二人の大晦日なので、500グラムです。
今晩は、母親のリクエストで、海老天ぷらそばです。
今から楽しみです。
正月といえば、これがないと始まりません。
小さい頃から、冷蔵庫には白縄で縛られた、五箱の「えがわ」の水ようかんがありました。
おこたに入って、これ食べて、みかんを食べる。甘酸っぱい想い出です。
母親と2人で買いに行きましたが、もう最近は二箱です。
消費期限五日間なので、三ヶ日で食べ続けてぴったりです。
福井梅を使った青梅焼きドーナツも買ったので、甘甘のお正月になりますね。
今年最後の忘年会はキルトハウスの年忘れたこ焼きパーティーへ母親とお邪魔してきました。
母親とウエルカムドリンクで乾杯🥂
「今夜は呑んでいいよ」
「お兄ちゃん呑まれんやで、わたしも呑まん」
「なら、いっぱい食べね」
二時間。ずっと喋りっぱなし。
喉がカラカラで烏龍茶が進みました。
そんな息子を見て、
「お兄ちゃん、おしっこいいんか」
には参りました。
ママと三人でもう一度乾杯🥂
「もうそろそろ帰ろうか」
「まだ、演奏聴いてないんだけど」
「お母さんのために吹きます」
サックス🎷、ピアノ🎹、ベース🎸で、ジャズの醍醐味、即興が始まりました。
二人の今年らしい、年の終わりとなりました。
店を出て駐車場までの道すがら降る雨が、
とても暖かったです。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
12月30日 6.36キロ 🏃♂️117.19キロ
#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景