穏やかに明けた新しい年は、
今にも泣き出しそうな、どんよりとした空模様とは裏腹に元気いっぱいです。
マイソウルマウンテン文殊山からは、宝石を散りばめたようにキラキラ輝いた街並みは、
天気さえ良ければ、満天の星と区別がつかない際声の光景が広がったに違いありません。
やがて、遙か東の空の雲間がオレンジ色に輝き始めます。
もしやッ!
諦めていた初日の出が、初雪に化粧をされた木々の枝の向こう側でチラッと。
恥ずかしがり屋さんの初日の出はあっという間に雲の中は隠れてしまいます。
落胆して気が付けば、忘れていた身を切るような寒さに体が震えます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
文殊山からは、らしき初日の出しか見られなかったので、
強力な初日の出をどうぞ^^
まだ真っ暗な、一番乗りの大村コースを午前5時半出立。
それほど寒さを感じない元旦の登山は軽快にスタートしました。
途中、二上コースから登ってくる人たちと一挙に合流。大文殊を目指します。
すでに大勢の人が、今か今かと初日の出を待ちますが、期待に沿ってはくれないようです。
早々に、今の時期の日の出絶景ポイントの小文殊まで下ります。
東の空が真っ赤に染まり出しましたが、山並みから、僅か顔を出して厚い雲の中へ。
「このワイン、友人が大野の白山ぶどうワインで作ったんやぞ」
「ほんなら、呑もうさ」
ということになり、
「ん?」
「オープナーがない」
ああ。お預けかあ。
「あん中にあるんでないの」
「はあ?」
指差す先は、亡き父親が趣味で集めたウイスキーを入れたケース。
「まさか、ほんなことないやろー」
「ほんまや」🤣
無事に乾杯となりましたとさ^^^^
紅白も終盤に差し掛かった午後十一時。
年越しそばたぁーいむ。
朝打っておいたそばに、大きな海老天2匹。
「何匹にする?俺二匹やけど」
「あたしも」
「大丈夫なのかなあ。どうせ俺が食べることになるんやろなあσ^_^;」
「無理して食べなくていいよ」
「お兄ちゃんのそば、全部食べる」
一生懸命食べる母親が食べ終わったのは、
年が変わる寸前。
海老天1匹は力尽きました。
涙の年越しでした。
新しい年の朝食は、当然御雑煮を。
「お兄ちゃん、五個」
「はあ!」
「こごめね。あたし三個」
「ほんな食べられんッて」
「こんな小ちゃいやで」
結局六個食べたのは言うまでもありませんσ^_^;
お送りしましたこの写心が、あなたのこころに美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
1月1日 6.17キロ 🏃♂️6.17キロ
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