台風の名残雨か。
しとしと霧のような雨が顔を打ちますが、
流れる汗に負けてほとんど感じません。
台風の落し物か。
秋桜が頭を垂れて、花びらが力尽きています。
台風一過から一転、どんよりとしたインドアな1日でした。
大粒の雨が霧雨に変わる時、
ルーティーンに飛び出します。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
雨で走れなかった1日でしたが、
夕方になって、どうにも体が疼きまして、
霧雨になった頃合いを見て、発散してきました。
超大型台風の影響で、コースは花びらや落ち葉の絨毯です。
北海道産新蕎麦を打ってきました。
香り、色合いともイマイチな感じがします。
福井産は、まだ刈り取りが始まっていません。
毎朝走っている鯖江市鳥羽地区が、収穫が早そうです。
香りも立ち、色も薄い緑色で、すぐに新蕎麦って分かります。
やはり、蕎麦は福井産ですね。
凄く嬉しかったこと。
打った蕎麦を早速、母親に食べさせました。
寒いと言うので、温かい蕎麦にしました。
新蕎麦は切れやすいと言うことなので、
茹では、お湯の沸騰に任せて、混ぜずに1分30秒。
出しつゆを茹で汁2倍に薄めて、蕎麦屋御用達の削り節ときざみネギを薬味に頂きました。
「美味い美味い」
日頃、食の細くなった母親ですが、
おつゆまで、きれいに飲み干してくれました。
涙出ました
残りは冷凍したので、次はおろしそばでしょうか。
もう一つ、嬉しかったこと。
「パジャマ脱ぎね」
「はあ？」
パジャマのゴムが伸びているのを見かねたようです。
出したきた裁縫箱が、
なんと、僕が小学生の頃、家庭科で使っていた裁縫箱です。
「ふくだまさみ」と書いてありました。
そのことが嬉しかったのではなく、
母親が、裁縫をしている姿が嬉しかったのです。
涙出ました。
今宵二度目です。
ルーティーン中、霧雨に景色が曇り、
夜は、嬉し涙で母親の姿が曇りました。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込んでゆきますように。
写人がお届けした写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
10月14日 5.79キロ 55.73キロ
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