syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

暁天と友だち

大空の雲が、

夏から秋へと衣替えをしたようです。

未だ明け切らない空に、

白い水滴を一滴落としたような雲が刻一刻と表情を変えます。

山の頂からオレンジ色の光を放ち、朝陽が顔を出す時、

収穫が始まった稲たちがそよぎ、トンボが宙を舞い、ツクツクボウシが一斉に鳴き始めます。

夜明けのしじまのなんと饒舌なことでしょうか。

夏の扉は出口へと変わり、秋の扉はもうすぐ開きそうです。

これからのひと時。

写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

f:id:syabito:20190819101244j:imagef:id:syabito:20190819101256j:image

文殊の山並み上空を橙色に染めながら、頂から朝陽が昇ってきました。

以外にこのタイミングが難しいのです。

太陽ってほとんど動いていないように見えるんですが、かなり速いスピードで動いています。

我が地球の回転の速さを実感します。

シャッターチャンスはテイクワン。

今朝も朝陽を飛び越えることができました。

f:id:syabito:20190819101305j:image

秋の空。

「お盆を過ぎれば」と、先人たちは言い伝えました。

ここ二、三日で朝晩は、めっきり涼しくて、秋はもうそこまで来ている感じですね。

入道雲は姿を消して、薄い筋雲が暑さを和らげてくれます。

f:id:syabito:20190819101315j:image

いつものエイドステーション。

〝女の子〟が応援に来てくれました。

「この子から近寄って行くのって珍しいんです」

僕の傍にちょこんと座って動こうとしません。

「さあ行くよ」

引っ張ろうが、押そうが、てこでも動こうとしません。

ズルズルと座ったまま引っ張っていかれます。

何度も何度も振り返って寂しそうな目をします。

「また明日な。バイバイ」

 

全身をすり抜ける風がとても爽やかで、流れ落ちる汗は見る見る乾いていきます。

気が付けば、どんどん青空が雲に覆い尽くされていきます。

天候の崩れを告げているのでしょうか。

お送りしましたこの写心が、

あなたの心に元気を、

届けられますように。

写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。

お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

8月19日 5.05キロ 68.06キロ

#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景 #福井