「涼風至」とは程遠い熱風が容赦なく、体にまとわりつきます。
山の頂から昇る、燃えるような陽の玉が拍車を掛けます。
久しぶりに雲のない、オレンジからブルーへのグラデーションを愉しみながらのルーティーンも、自然と軽やかになります。
ダイヤモンドのような輝きを放つ太陽を浴びる時、
元気のバロメーターは充電完了を告げています。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
ダイヤモンド文殊。
日の出時間から遅れること50分。標高365㍍の文殊の頂がキラッと光った時、慌ててiPhoneをセットします。
セルフタイマー10秒、HDRオン。
テイクワンで完了。
今朝もいつもと変わらないルーティーン。
コースには、干からびたミミズ。干物のようなカエル。からっからに乾いたアブラゼミ。猛暑の夏の終わりを告げているようなです。
直前をイタチが横切ります。
ソバ畑でしょうか、カラカラに乾いた土の上で、キジのつがいが餌をついばんでいます。
そして、デイサービスに向かう、ばあさんを送り出す朝です。
福井県英勲録
戦争で亡くなった福井県人の英霊3万人余りが記載されています。
今、ある調査をしています。
きっかけがなければ、恐らく一生目を通すことのなかった本です。
この他にも様々な文献に目を通しました。
今まで知らなかった事実に驚く日々が続いています。
意義深い調査の機会をくれた友人に感謝しています。
戦後74年、人々の心から変えていこうとしている日が間もなく訪れます。
忘れてはならない日。
ジリジリと太陽が容赦なく照りつけます。
帽子をかぶっていても、汗が伝うのがわかります。
顔には玉のような汗が吹き出てきます。
忙しなく鳴くミンミンゼミは、耳鳴りと区別がつかなくなります。
今日も猛暑日。
青空に浮かぶ糸のような雲だけが、立秋が過ぎたことを告げています。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に元気を届けますように。
写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
8月9日 5.05キロ 38.38キロ
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