どこまでも青い空と湖。湖面を滑るように1羽の水鳥がテイクオフ。
長かった梅雨がようやく明けて、真っ青な風景が戻ってきました。
遠くに目をやれば、一艘の小舟がゆっくり右に左に浮かんでいます。
双眼鏡を覗けば、一人の漁夫が大量に発生した水草のヒシを取り除いているようです。古くは忍者が使った「まきびし」に例えられまいます。湖面を覆ったヒシは太陽の光を遮り、動植物の生育に影響位及ぼすと言います。
「昔は少なかったのに。近年の気候の変化で水質が変わってしまったのかな」
そんな声が聞こえてくる昼下がりです。
これからのひと時。
写人がお送りいたします写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
梅雨が明けた途端、ブルーな世界が眼前に広がりました。
気分がブルーは嫌ですが、こんなブルーは大好きです。
常夏の南の国にでも来た気分で、一日中のんびりしたいのですが仕事なのです。
でも、こんな素敵なところで仕事って幸せだなあと思います。
足を投げ出してゆっくり、双眼鏡を覗いてみます。
水鳥が湖面に波紋を広げてランディング。トンビが青空のキャンバスにくるりと輪を描がき、漁夫が漕ぐ小舟が湖面に軌跡を残します。
まるで何もかもが止まってしまっているように、ゆっくりとした時が流れます。
三方五湖といえば、福井梅。
こんな日のランチは「福井梅カレー」。梅の酸っぱさが食欲を掻き立てます。
ゴロゴロ入った野菜に体が喜んでいるのが分かります。
ちゃんと鶏肉でたんぱく質補給も万全です。
自然の恵みをいっぱい使った最高のカレーは、自然というスパイスが存分に加味されて至高の逸品となりました。
食後のデザートは季節のチーズケーキ。
暑い夏はレモン味でさっぱり。
舌鼓を打っていると、時が経つのを忘れちゃいますね。
おっと、そうそう。仕事仕事。仕事まで忘れるとこでした。
梅雨明けから一は明けた朝は、スッキリしない空模様。
しかし、今日明日と猛暑日予想。暑くなる気配ビンビンです。
奇跡の湖ー。
湖底に堆積したしま模様「年縞」が、70000年途切れることなく形成されているからです。世界に類を見ないため、「世界標準のものさし」です。
流れ込む川がないことと、生物が生息しないからだそうです。すごいですよね。
こんな自然だからこそ、縄文人は居住地としたのでしょうね。
写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
7月25日 4.04キロ 85.01キロ
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