syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

四十数年ぶりのお弁当

満天の星が、

一つ消え、二つ消え。

やがて昇ってくるだろう朝日が、東の彼方の山並上空を暁色に染める頃、

同じ色の下弦の月に寄り添うジュピター木星が最後の瞬きを放ちます。

まるで行進でもするように、一直線に並んだ土星と火星も、負けじと輝きます。

ピンと張り詰めた冷たい空気が、風になって薄っすらかいた汗を冷やしてゆきます。

これからのひと時。

写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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この時間が大好き。

オレンジ色から濃紺、そして暗闇へのグラデーションは、一番きれいで神秘的で宇宙の営みを感じます。

川面で眠る水鳥たちが次々に起き出して、

静まり返っていた河川敷が饒舌になってゆきます。

素敵な夜明けでした。
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薬でもあるルーティーンから帰って、

これまたルーティーンの風呂に浸かっていると、

窓の外から、「ホー、ホケキョ」。

暫く姿を見せなかったウグイスが、

忙しなく鳴き出しました。

 

とうとう、非常事態宣言が発出されました。

また一人亡くなって、8人の感染者が確認され100人です。

濃厚接触者が100人を超えていたので、いずれはと思っていましたが流石に恐怖を感じます。

ランチ難民を救ってくれたデリバリーが休みの水曜日、

四十数年ぶりに弁当を作りました。

いや、詰めましたw

「彩が足らないのお」

越のルビーを一つ添えました。

「こりゃ、女の子の弁当やの」

ばあさんと、あーでもないこーでもないと、

早朝から、ウグイスに負けないくらい忙しないひと時を過ごしました。

 

お送りしましたこの写心が、あなたと心に美しく溶け込みますように。

写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

4月14日 5.86キロ 🏃‍♂️ 75.05キロ
4月15日 5.75キロ 🏃‍♂️ 80.81キロ
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