明け方に降った雨が上がった夜明けは、
スーパームーンを過ぎた月が水溜りに姿を落とす朝です。
まだ見えぬ、東の彼方から昇るであろう朝日にバトンを渡すと、
徐々に姿を薄くして、
やがて、西の空に消えてゆきます。
バトンを受けた朝日が、万物に息吹を与え始めます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
雨を降らせた黒い雲が、ゆっくり晴れて、
白い月が姿を現すと、
一気に夜明けに向かって時が進み始めます。
隆盛を誇っていた桜が、人知れず花びらを散らせています。
水溜りに映った月は、
どこか寂しげで、儚くもあります。
毎朝、こんなコースを走っています。
ずいぶん日の出も早くなって、
昇る朝日が間に合わなくってきました。
季節の移ろいの早さを実感します。
水鳥たちが水辺で目を覚まし、
どこからともなくウグイスのさえずりが、
春風に乗って届きます。
春の夜明けのなんと饒舌なことでしょうか。
会話を交わす鳥たちの〝顔〟が、
瞼の裏に浮かんでまいります。
「人流を8割に減らせば、コロナを封じ込められる」
今の日本でそんなことが果たして出来るのでしょうか。
でも、やらないとダメなんですよね。
今、自宅と会社の往復と、最低限の買い物だけです。
足並みを揃えることは難しいでしょう。
各自治体独自の政策が必要かもしれませんね。
いや、それも無理でしょう。
だとすると、コロナに勝つには一人一人の力が。ということになります。
1×1億=コロナに勝つ
国は人なり。
お送りしましこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
4月10日 7.41キロ 🏃♂️ 50.46キロ
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