syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

悲しみと怒りと寂しさと。

朝一番で見る景色、

カーテンの向こう側から覗く東の彼方の、

山並み上空のオレンジ色から天頂のブルーへ続くグラデーションは、とびっきりの美しさを醸し出しています。

布団から出るスピードが明らかにアップした朝は、季節の移ろいを実感します。

暁の頃、煌々と輝く月が、

昇ってくる朝陽が東の空を明るくするにつれて透明になり、やがて姿を消します。

お日様とお月様の追いかけっこは、宇宙の営みを感じます。

これからのひと時。

写人、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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南西の空に、今にも消えそうな月が青空に浮かんでいます。

すっくと天を向く菜の花は、

お目覚めなのか、まだ眠りの中なのか区別がつきません。

バダバタと叩き起こしてしまったようです。
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やがて、東の文殊奥の院から朝陽が昇り始めると、

いつもより早く咲き始めた菜の花の絨毯は、一気に華やかさを増します。

陽の光が、すべてものに息吹を与えてゆきます。

一斉に目覚めた感じが堪らないのです。
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今シーズン初めて、タンポポの綿毛を一つ見つけました。

ふぅーっ。

朝日を浴びてからから輝く綿毛は、僅かな春風に乗って飛んでいきます。

きっと、いっぱいのタンポポを咲かせてかれるでしょう。

 

心ない投稿を目にすると、とても悲しくなります。

ターゲットがお年寄りや、個人に向けられたものとなると、悲しみを通り越して怒りさえ覚えます。

そして、最後には寂しさに変わります。

 

何故、分かってあげられないのだろう。

何故、優しくなれないのだろう。

 

広がった青空から降り注ぐ日差しを浴びていると、そんな投稿が頭の中をぐるぐる駆け巡ります。

そんな気持ちを抑え込むように、駆け巡る朝です。

 

お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。

写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

3月13日 3.46キロ 🏃‍♂️ 57.15キロ
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