午後からの雨予報が朝のような夜明けは、
満点の星をあっという間に消し去ります。
暁からの日の出のグラデーションは、
息を飲む美しさです。
待っていたように飛び立つ数羽のカモが、朝日をかすめて東の彼方に消えてゆきます。
文殊の山並みからパワーを漲らせた朝日が放射状に光を放って、
万物に息吹を吹き込みます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
のんびりとした休日。
朝から、近所から漏れてくるピアノの調べに、
「また弾いてるね」
「何?」
「ピアノ」
「聴こえないわ、お兄ちゃん、耳いいんやのお」
「地獄耳や」
大笑いしながら、
母親が煎れてくれた薄めの珈琲をすすります。
それにしても今朝の朝日は凄かったです。
パワーが半端なくて、
背にしていても、メラメラと感じました。
空気が澄んで、ダイレクトに伝わる感じでした。
下弦を明日に控えた月が、
まだ明けからぬ寒々とした空に、真っ白に透き通った姿を見せています。
東京では雪が降る中、観測史上最速で桜のソメイヨシノが開花しました。
なんとも風流な映像が流れていました。
福井はまだまだ固いですね。
2月1日からの最高気温の合計が、600度に達すると開花するという法則があるそうです。
昨朝は、文殊山で朝食を!
雨の中、一番乗りの暁天行でした。
雨に煙る市街地もまた、風流です。
新型コロナウイルスについて、
いろんなことを言う方がいますね。
「怖いウイルスではないんだから、いたずらにあおり過ぎ」
「若者の感染率や致死率は低いんだがら、自粛、自粛と騒ぎ過ぎ」
違うんです。
世の中には、免疫力が下がった〝ウイルス弱者〟が大勢いるんです。
高齢者。
疾患を抱えた人。
例えば、抗がん剤の副作用で免疫力は下がります。
二人に一人はがんを患う時代です。
検査しないまま、感染に気づかずに広めてしまうことが一番怖いんです。
今回、「和歌山モデル」と言われている和歌山県は、徹底的に検査してウイルスの封じ込めに成功して早々と独自に「終息宣言」しました。
大阪府も検査数を増やして、トリアージして医療崩壊を防ぐ政策を始めました。
北海道も独自に早々と「非常事態宣言」を発令して、道民に注意喚起しました。
どうか皆さん。
弱者の声に耳を傾けてください。
弱者の気持ちに寄り添ってください。
お願いします。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
3月15日 6.53キロ 🏃♂️ 69.62キロ
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