ベールを纏うような薄雲が広がる空に、
朧朝陽が力なく登ってきます。
馴染みの里山の山頂を目指す道中、徐々に青空が広がってゆきます。
やがて、遠く北の彼方の水平線が、青空と区別がつかなくなります。
唯一肌が出ている顔を吹き抜ける北風は、
一年で一番寒い時季を忘れさせます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
40年近く通い続けていて、いつ行っても感動するとっておきの場所です。
越前水仙が日本海に向かって流れる波のように咲き誇っています。
変わらない絶景と言いたいところですが、
18年前に、国道305号が通り抜けていた、風と波で自然侵食した洞穴「呼鳥門」(写心正面奥)の左側にトンネルが掘られました。
それでも、ここからの風景は、いつ来ても心を癒してくれます。
この時季、日本海からの強い西風と荒波を受けながら咲く越前水仙の姿はとても健気です。
あと1週間。この時季限定の絶景です。
一押しは、夕方、雄大な日本海の水平線に沈む夕日に赤く染まった水仙です。
ここからは、正面に夕日が沈んでゆきます。
越前岬水仙ランドも近いですので、是非、この絶景に会ってきてください。
寒くないのです。
例年なら、身を切るような寒さの中、降り積もった雪をラッセルしているはずです。
登山道を駆け抜けていても暑いくらいでした。
まだ、クマ出没情報がニュースのなっていめすが、冬眠しないのでしょうか。
眼下に望む市街地もなんとなく春の気配で、なんとなく長閑な雰囲気です。
眉毛細くしました。
ドライヤーは必須です。
「僕が優勝していいんでしょうか」
徳勝龍、涙の初優勝。
久し振りに大相撲で感動しました。
前頭17枚目。幕尻優勝は20年ぶり。
33歳で優勝は歴代3位の高齢優勝。
奈良県出身力士の優勝は98年ぶり。
「もう33歳ではなく、まだ33歳のつもりで頑張ります」
幕内と十両を行ったり来たりの力士の姿は、
パワーを与えてくれますね。
こんなに清々しい優勝インタビューは記憶にないくらい久し振りです。
「お兄ちゃん、泣いてるんか」
「心の汗や」
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
1月26日 5.85キロ 🏃♂️96.40キロ
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