冷え込む、緩むを繰り返す初冬の朝は、
体に試練を与えます。
オリオンが瞬く満点の空は、漆黒から濃紺へ、
やがて東の彼方は、暁のオレンジへと色を変えます。
西の遥上空には、地上からは山並みに隠れて、やがて昇るであろう朝日に照らされて、真っ白に輝く月が浮かんでいます。
やがて、朝日の強烈な光が街中を貫く時、
大空で抜群の存在感を放つ月は、だんだん透明に姿を変えて、静かに姿を消します。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
厳しい冷え込みでパンと透明感あふれる空気に、明け始めた早朝の空に、真っ白な月が一層クリアに輝いています。
とても近くに感じられて、手を伸ばせば届きそうです。
一面、霜が降りて真っ白な絨毯を敷き詰めたような田んぼは、
大地の恵みを育てて〝一仕事〟を終えて、ひっそりと暫しの休息です。
自宅で2人焼肉。
何十年ぶりだろうか。
恐る恐るホットプレートの電源を入れてみると、
「なんということでしょう」
ちゃんとプレートが温まるではないですか。
「焼肉しよう!」
早速買い出し。柔らかいものしか食べられない母親のために、肉は細切れのスライス肉と、柔らかい原木椎茸。野菜は常備してあるからオッケー。
あっという間に、ジュージューと白い煙が立ち上ります。
母親もうれしかったらしく、食べるのを忘れて〝焼き奉行〟に。
不思議ですね。煙が立ち込めると、暖かい部屋がより一層暖かい雰囲気が漂いますね。
若者の間で、「忘年会スルー」なる言葉が流行っているとか。
お金を払ってまで仕事場の忘年会に出たくないということらしいです。
「上司の話を聞きたくない」
「割り勘するぐらいなら、同金額をおいしいものに当てて、1人で過ごした方が何万倍も有意義」
「同じ鍋を箸をつつくのはありえない」
など、もう言いたい放題。
怒りというより寂しいなと。
忘年会って、ただの「お疲れさん」飲み会だけではないんですけどね。
ワンチームの絆を深めたり、普段聞かれない話をしてもらったり、いろんな人生勉強の場でもあって、
1人や友人たちだけで過ごすより、貴重な時間になると思います。
まあ気持ち分かりますけど、人ってプラスのことばかりやっていてもダメで、マイナスから学ぶこともいっぱいあります。
年に一回、たった2、3時間割いても、バチは当たらない気がしますね。
真っ青に広がった大空に、真っ白な一筋の飛行機雲が燦々と輝く太陽を突き抜けます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
12月15日 10.22キロ 36.57キロ
#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景
12月16日 5.53キロ 42.10キロ
#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景