今にも泣き出しそうな空が、
とうとう堪えきれずに涙を流す朝は、
冷たい北風にイチョウの葉も号泣して、道路が大変なことになります。
黄色の絨毯の中を、
車が走り抜けます。
人が走り抜けます。
街中が、紅葉から黄葉に。
そんな色の変化を楽しむ朝です。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
友人の10周年記念コンサート、プロデュースライブに2日連続で2人でお出掛け。
母親はどこに出掛ける時も、精一杯のお洒落をします。
いつも服に合わせて、ジュエリーやアクセサリーを身に付けます。
イヤリング、ネックレス、ブローチ。
部屋にはいっぱいあります。
「みんなパパのお金」
涼しい顔で笑います。
でも、いつも最後には、
「パパが商売してくれたおかげ」
と言います。
「すまんなあ。おれは買ってやれんよ」
「もういらん。いっぱいあるで。パパが買ってくれたもん付けて、いろんなところに連れて行ってくれるだけでいいわ。もう付けることはないと思っていたから」
デイサービスも目一杯お洒落して通います。
毎朝楽しそうに選んでいる母親の姿を見るのが、息子の楽しみになっている朝です。
そして、いつものようにホットコーヒーで乾杯。
歩く方がやっとなので、車で出かけなくてはなりません。
お酒で乾杯できないのが残念なんです。
これからは宅飲みで乾杯しようと思っています。
ヒナタカコ 10th アニバーサリーコンサート 10年分のサンクスレター
@ハーモニーホールふくい 県立音楽堂
一年近く楽しみに、待ちに待ったコンサート。
出会ったのは、福井に活動拠点を移してから。
「こんな澄んだ歌声のミュージシャンが福井にいたんだなあ」
その後、ちょくちょくライブに顔を出すように。
彼女の魅力は、歌うだけでなく、作詞作曲をするだけでなく、校歌を作ったり、テーマソングを手掛けたり、御寺でのライブ活動など、果てしないです。
音楽に携わって30年。全国デビューから10年。
そして今、福井の地で輝き続けています。
そんな魅力あふれる彼女の晴れ舞台は、彼女らしい、心温まるコンサートでした。
福井に戻ってから出会った音楽仲間が県内外から駆け付けてサポート。吹奏楽部の中学生たちとの共演も圧巻でした。
仲間からのサプライズに涙を流す彼女。
でも、歌は微動だにしませんでした。
「彼女らしいなあ」って。
パイプオルガンで始まったコンサート。
ハーモニーホール大ホールに彼女の歌声が響き渡って、
ラスト3曲は涙が溢れました。
私であること。
いずこの空へ。
たからもの。
そう。
これからもずっと、愛を伝えてほしい。
Domani JAZZ LIVE @イタリア食堂 ドマーニ
このメンバーの演奏は2度とないかも。
Very Specialなジャジーなひと時。
バイオリン、ギター、サックス、フルートが奏でる音色は夢の世界へと誘ってくれました。
母親も目をキラキラさせて聴いてました。
米寿を過ぎて、いろんな生の音楽を聴いています。
素敵な演奏を聴かせてあげられてよかったと思っています。
一体どこを走ったらいいのかと思うほど、
イチョウの葉が落葉しています。
風に耐える力は残っていないようです。わずかな風で、力無く落ちてゆきます。
そんな中の朝のルーティーンです。
ちょっとサボろうとすると、〝こいつ〟が、けしかけてきます。
「えー、やらんのおー」
「大きなお世話や」
毎朝こんな感じです。
ヒートテックのマフラーにニット帽、マスク。
今朝は最強武装でした。
暖かいと思ったり、寒いと思ったり。
日に日に冬の足音が忍び寄ってきます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込んで元気を届けられますように。
写人がお送りしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
11月24日 7.63キロ 97.60キロ
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