syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

おばちゃんの知恵

雨上がりの薄暗い朝、

〝1人〟のでんでん虫が紅葉狩りを楽しんでいます。

真っ赤に彩ったソメイヨシノの落葉の間を、そろりそろり。

落ち葉の間をすり抜け、時には落ち葉に乗っかり。

そして、苔む境内に消えてゆきました。

あっという間の約1時間は、楽しいドキュメンタリーを見ているようでした。

これからのひと時。

写人が、お送りいたします写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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ランの途中、でんでん虫発見。

しばらく観察をしていると、時の経つのを忘れるくらい、実に面白い動きをします。

落ち葉と落ち葉の間を見事なコーナーリングでクリアすると、

落ち葉の上にピットイン。

暫くじっと動きません。

そしてまた、レースに復帰して次の落ち葉へ。

落ち葉から落ち葉へと。

世界一遅いレースですね。
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大野市七間通りで行われている、三大朝市物産まつりの撮影へ。

何が楽しいって、

朝市の〝おばちゃん〟との会話が楽しいのです。

「おはよう、ようきなったの」

「元気やったか」

「もう歳やで、あかんわの」

あいさつと世間話から始まります。

「30年ぐらい前は、秤は天秤棒でしたよね?」

「ほんなもん、わしらは知らん。わしらのばあさん時代やな。今は数字が出る便利なもんがあるさけな。にいちゃんも歳やな」

ひとしきり、昔話に花を咲かせて、撮影も終えて、いよいよ買い物に。

「上庄里芋ちょうだい」

「砂糖はザラメやざ。コクが違うでな。出汁に醤油を少し入れるて煮ると色も良くなるでな」

「おっ、そうそう。落とし蓋は、割り箸を折って入れて、その上にするんや。そうすれば吹きこぼれんでな」

田舎のおばちゃんならではの生活の知恵を、いっぱい教えてくれます。

次の休日、うちのばあさんと、煮っころがし作ります。
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ランチは友人の店、うおまさcafeへ。

熟成鯖の醤油カツ丼おろしそばセットに舌鼓を打ちました。

大野と言えば、やはり鯖。

なぜ、山深い盆地で鯖なのか。

江戸時代、春の農繁期を終えた7月、疲れた体を癒すために、鯖丸焼きを食べたのが「半夏生(はげっしょ)さば」の始まりです。

今は、とてもお洒落な食べ物へと大変身しました。

丸焼きもいいですが、醤油との相性抜群のカツ丼も最高に美味しいです。
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そしてデザートは、

新メニュー、「シュワシュワフルーツの発酵シロップ入りのバナナジュース」が、

派手なニワトリさんに乗っかってやってきました。

これはおすすめ。

体にとても良いジュースです。

 

雨が降って気分が上がらない朝ですが、

農家のおばちゃんからゲットした新鮮採れたて野菜を早速食べて、満足の朝です。

お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。

写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリームを

皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

10月26日 5.06キロ 114.43キロ
#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景