扉を開けて踏み出せば、ひやっとする朝の風が頰をすり抜けます。
これから向かう頂きが、手招きする朝、
買い込んだ朝食のフルーツをリュックに詰めれば、
雨上がりの土の香りが鼻腔をくすぐります。
雨露が帽子を打つつづら折りは、もう秋の気配が漂います。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
恋人ができたようです。
顔を寄せ合う〝2人〟は仲睦まじく、
疲れた心を癒してくれます。
どこから住み着いたのか、2人の愛の巣として、此処を安住の地として選んだのでしょう。
小枝にちょこんと止まる姿は、愛くるしい笑顔と相まって、
森に爽やかな風を吹かせます。
「新聞に載ってたね」
登山者たちが口々に囁きます。
大勢の人たちが会いに来ることでしょう。
太陽が昇るにつれ、
やがて、爽やかな風は熱くなります。
お届けしましたこの写心が、あなたの心を癒してくれますように。
写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
8月31日 5.22キロ 124.94キロ 11,170.02キロ
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