syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

一雨一度

昨夜、年に一度の焼き8肉29の日に食べそびれて、

夢まで見て、目覚めてもなお、引きずる朝です。

開け放ったカーテンの向こうは、雨が上がっています。

束ねておいた新聞紙を持って飛び出すせば、

ポツリポツリと雨粒が顔を打ちます。

資源ゴミを持ってゴミステーションに集まる人たちは、

一斉に傘の花を咲かせています。

一雨ごとに秋が近づき、季節の移ろいは加速していきます。

稲が刈り取られた田んぼ脇の道路の土が泥へと変わり、散歩中の犬たちが飛び越える姿を見る時、

実りの秋の到来を実感します。

これからのひと時。

写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。

皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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枯れ葉よ。

かき集められた枯れ葉は、

何故か記憶を呼び起こし、それは苦い思い出に似ている気がします。

やがて、秋風に流されて、

イブ・モンタンが唄う姿が、記憶の底から蘇ります。

やはり、枯葉はイブ・モンタンがいい。

サク、サク、サク。

枯れ葉を踏みしめて走っていると、

映画の1シーンが瞼に浮かびます。
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一雨一度。

一雨ごとに気温が一度下がって、秋が深まっていく。

先人たちは、そうやって季節を感じていたのだろうか。

青々とした木々の葉が、天に近い先っぽから色づき始めました。

また、ポツリポツリ。

iPhoneが大雨情報を伝えています。
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何故こんなことが出来るのでしょうか。

毎朝のルーティーンのトレーニング場、エイドステーションである公園の今朝の光景です。

おもちゃの、ピストル、ドローンの箱や取説などが散乱しています。

おもちゃ屋さんから、ここに直行して遊んだのでしょう。

春は桜が咲き乱れ、夏は深緑が眩しく、秋は燃えるような紅葉、冬は真っ白なモノクロームの世界。

四季折々の風景が楽しめる、街中では珍しい公園です。

大好きな場所で、こういう光景は見たくなかったです。

日も差さず枯れ葉舞う今朝の寂しさが、より一層深まった朝でした。

明日にでもゴミ袋を持ってこようと思います。

 

降り出した雨は、一気にピークを迎えます。

水溜りには無数の泡が立ち、

走り去る車は激しく水しぶきを上げています。

お送りしましたこの写心で、あなたの心に元気が届きますように。

お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

8月30日 5.55キロ 119.72キロ

#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景 #福井