今にも泣き出しそうな、低く垂れ込めた雲が山並みの頂を覆い隠しています。
気圧の低さを伝えるように低空飛行の逸れカモが雨の予感を漂わせます。
頰をすり抜ける、梅雨を忘れさせるような涼風が心地良く足取りも軽くなります。
一番電車を知らせる踏切のキンコンカンコンと走り抜けるガタゴト、ゴミの日に集まるカラスのカァカァが忙しく鳴り響く、静寂の朝のなんと饒舌なことでしょうか。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
あわら産の夏蕎麦の新蕎麦を打ちました。
加水量が難しく、美味く打てたかどうか。
師曰く、「今年の夏蕎麦は切れやすい」。
試験的にチャレンジしている夏蕎麦ですが、気候的に無理があるのかもしれませんね。
いつもお世話になっている友人に食べてもらおうと心を込めて打ったのですが、初物の実験台です。
相変わらずの下手くそですが、心蕎麦ですので。
梅雨はいつ明けるのでしょうか。
灰色の雲が、
「まだだよ」
と告げているようです。
ん?
アップにしてみたら、1羽のカモがニアミスです。
鳥は気圧が低くなると低く飛ぶそうです。
今日も雨なのかなあ。
と、気が重くなりました。
いつものエイドステーション。
僕が立ち去った後はこんな感じです。
ごめんなさい。
きっと、夏の風が、あっという間に消して、木目と区別をつかなくしてくれるでしょう。
お送りしましたこと写心が、あなたの心に元気を届けてくれますように。
写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
7月15日 8.31キロ 55.98キロ
#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景 #福井