syabito’s blog

写人です。走り回ること、山に登ること、写心を撮ることが好きで、人呼んで「鮪」と発します。

16年後の世紀の天文ショー

梅雨空の厚い雲が切れ間を見せて、
薄っすらと差し込んだ朝陽に心を休める時、
わずかに頰を音もなくくすぐっていく風は、
心地よい一日の始まりを告げています。

誰もいない公園でブランコに身を委ね、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
小鳥たちのさえずりが聞こえてくる、朝の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
ギーコ、ギーコ、ブランコの音とともに、子どもたちの元気な姿が、瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便。「maguroストリーム」。
皆様の、静かな朝のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。

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最近、寝坊が多い。

目覚めるとカーテンの向こうはすでに明るい。

6時間の睡眠を確保すると、どうしても起きることができないのだ。

慌ててマイ秘密基地を飛び出すのだが、朝陽はすでに、遥か上空に昇ってしまっている。

そして、今朝も蒸し暑くて湿度が高い中、黙々と田圃の迷路のようなコースを走る。

いつものエイドステーションに辿り着くと、梅雨空の隙間からお日様が顔を覗かせた。

ちょっぴりでも近づきたいとブランコを漕いでみる。

これがまた爽快で、止められなくなった。

1回、2回、5回、10回、20回…………………。

カァー、カァー。

カラスが馬鹿にするように上空を飛び去っていった。

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地球の裏側の南米チリでは、今年唯一の皆既日食が見られたという朝一番のニュース。

日本で見られる皆既日食2035年9月2日の近くでは能登半島。福井でもかなりの部分日食は見られそうです。2009年7月22日に日食は見られましたが、皆既となると1963年7月21日以来72年ぶり、本州で見られるのは1887年8月19日以来、実に148年ぶりだそうです。

頑張って生きなくては。

 

文殊の山の遥か上空の薄っすら太陽を眺めながら、ダイヤモンドリングに想いを馳せるにつれ、次第に厚くなる雲が太陽を隠してしまいます。

お送りしましたこの写心が、美しくあなたの心に溶け込んでいきますように。

写人がお送りした写心の定期便、「maguroストリーム」。
早朝、お供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。

 

7月2日 6.39キロ 6.39キロ

7月3日 5.46キロ 12.85キロ

#ルーティーン #ラン #running #run #2019 #風景 #福井