福井からフィリピンへ愛の架け橋ー。
「サラマッ ポ。ありがとう」
フィリピンの子どもたちの笑顔が忘れられないー。
おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんの想いが詰まったランドセル。
福井の子どもたちが大事に6年間使って役目を終えたランドセル。
そんな日本の文化がフィリピンのスラム街で第2の人生を送ります。
福井の子どもたちが大切に使ったランドセル。フィリピンの子どもたちが背負って歩いています。
日本の文化がフィリピンのスラム街に広がっています。
集まった子どもたち一人一人に、福井の子どもたちのランドセルが手渡されました。
受け取った子どもたちはランドセルを大事そうに飛びっきりの笑顔で抱えました。
いつまでもいつまでも抱えてました。
とても嬉しくて涙出ました。
Spirits Without Borders.
地球に架ける愛という名の橋。
福井の子どもたちの6年間の思い出が詰まったランドセルが、フィリピンの子どもたちに受け継がれたことがことを伝えることができてよかった。
スラム街のあるお宅を訪ねさせてもらいました。薄暗い四畳半ほどの狭い部屋に5人家族と猫10匹が暮らしてます。悪臭もすごいし、とても不衛生です。
でも、一生懸命生きているし、屈託のない笑顔はキラキラしてます。瞳が生き生きしてるんです。
同伴した彼女たちはタレント。マニラ市内にあるカラオケには、そんなタレントが2、30人いて、お客が指名します。
彼女たちは、貧しい田舎から2時間ほど、窓もないむき出しのトラックの荷台のようなバスに揺られてマニラ市内に毎日働きに通っています。
カラオケは日本の文化。日本人観光客を相手にするカラオケが軒を並べています。何百、何千人というタレントたちが、家族のために日々働いています。僕が指名した女性も小さい子どもを抱えて生活しています。
30年ぐらい前、日本には大勢のフィリピンの女性たちが出稼ぎに来ていました。稼いだ僅かなお金を家族の元に仕送りしていました。
マニラ市内は人と車でごった返しています。高層ビルが立ち並ぶ横にはスラム街が広がっています。街は汚れて、スリひったくりが横行しています。子どもたちは花を抱えて観光客相手に物乞いです。
これもまたフィリピンの文化なんですね。
日本で安心安全のにどっぷりあぐらをかいて暮らしているとホント幸せだなあと思います。
日本も終戦後はフィリピン同様の生活でした。数十年後のフィリピンはどのように発展しているのでしょうね。
そんなパワーを見たいから、僕は発展途上国に足を運ぶのです
歌ったのは、「栄光の架橋」。
そして3日ぶりにルーティーン。
たった3日なのに、空気はうまいし、見慣れた風景も新鮮に見える。不思議です。
それだけでも今回の旅は有意義でした。
6月3日 110.36キロ 10.36キロ
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