東京では桜が開花してから二週間近く経ってもまだ満開とのニュース。季節外れの寒さが原因らしい。
寒くて桜が可哀想だなあって思ってたんだけど、そうでもないのかな。人も桜も長生きして欲しいもんね。
でも、これは…………。
精一杯咲かせて〝生きた〟名残の桜が、春風のいたずらに力尽きて、花びらを散らせる桜吹雪は儚いけど、とてもキレイだよね。
蕾から満開、散り際まで其々美しいのは桜だけじゃないかな。
でも、この光景は何故かとても悲しい。
花びらじゃなく、まだピチピチの花ごと散ってる。
春風に乗ってではなく、ぼとぼとと急降下して地面に叩きつけられているんだよ。
一番元気な時に命を落とすって、桜も辛いだろうな。一生を全うして天に帰りたいだろうに。
でもどうしてもあげられない。見ているのが辛い。
この〝子〟は蜜を吸ってた。
ヒヨドリやムクドリのように蜜を吸う鳥は大丈夫なんだけど、雀は花の付け根を食いちぎるんだよね。くちばしが蜜を吸うようにできていないらしいね。
バードウオッチングしているとよくわかるよ。鳥によって違うことが。
でも、スズメを責められないよなあ。
ああ。どうしたら良いんだろうね。
スズメ専用の〝レストラン〟を作らないとな。
今朝の夜明けも素晴らしかったなあ。
文殊の山から昇る日の出は一瞬で雲に遮られたけど、チラ見の朝陽は、それはそれでなかなかのもんだったな。
早起きは三文の徳。
4月4日 10.02キロ 23.37キロ
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