ピーンと張り詰めた空気が漂う朝は、
満天の星が徐々に消えゆき、月だけが煌々と街を照らしています。
暁の空がだんだん白み始めると、その月も静かに姿を消して、
遥か上空を流れる風が、僅かに浮かぶ雲の姿を変えてゆきます。
宇宙の営みを感じる瞬間でもあります。
やがて東の彼方から昇るであろう朝日が瞼の裏に浮かんでまいります。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
なんと贅沢なことでしょうか。
天下のThe New Beadsのメンバーの演奏でセッションして参りました。
友人たちの配慮で、母親はかぶりつきです。
歌ったのは、
アリス「今はもうだれも」
生バンドで歌うのは、ど素人にとってはかなりのハードルの高さです。
「どこで入っても、合わせますから」
優しい言葉に背中を押されて、思いっきり歌いました。
会場に詰め掛けた皆さんには、さぞやお耳汚しだったとは思いますが、
こういうチャンスは、勇気を出してチャレンジするようにしています。
「やってみたかった買っちゃった」と、
トランペットをベースに、キーボードをフォークギターに持ち替えて、エレキギター、ドラム、コーラスまで。
サポートしてくれたメンバーの皆さんには、感謝しかありません。
そして、一番照れ臭かったのが、母親へのインタビュータイム。
しかも、自らマイクを向けるという無茶振りに変な汗が一気に吹き出しました。
「どうでしたか」
「おんなじでしたね」
お互い妙に他人行儀なぎこちないやり取りに、
自分で思わず苦笑い。
先に戻ると、
「とてもよかった。声が通ってたの」
一気に全身の力が抜けました。
セッションのリハから最後まで4時間の長丁場、母親は疲れも見せず、むしろノリノリ。
「なに飲む?」
もじもじしているので、
「ん?酒?」
ニヤッと不敵な笑い。
「おいおい」
宅飲みならまだしも、ライブハウスで飲み出したらいよいよです。
危機感に囚われて、
「やめときね」
勇気を出してチャレンジと言っておきながら、勇気の出ない息子でありました。
結局、ジンジャエールデビュー。お代わりしてました。
ライブハウスの雰囲気がとても好きなようです。
僕のライブ好きは、母親の遺伝子だったのかもしれませんね。
とても楽しくて充実した休日でした。
無類の暁好き。
この自然の中に身を置くのが大好き。
刻一刻と変化する色が好き。
徐々に夜が明けてゆく時を自然を見ていると、
「生きる」を証しを実感できます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
1月19日 5.86キロ 🏃♂️77.99キロ
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