厚い雲に阻まれて朝陽が届かない夜明けに、心が踊らない朝は足取りも重く感じます。
爽快とは程遠い蒸し暑さが体を締め付け、僅かに吹き抜ける風に心を開けば、揺れる立葵の囁きが聞こえてくる、早朝の静寂のなんと饒舌なことでしょう。
光の届かない太陽も瞼に浮かんでまいります。
これからのひと時。
写人がお送りする写心の定期便。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
昨夜の遅い天気予報では晴れだったのに、朝陽が顔を出さない朝。
路地には天を向く立葵が太陽を求めて寂しそうな様子。
立葵は茎の下から順番に咲き始めて、てっぺんに到達する頃に夏本番。季節のバロメーター。
この季節、どこにでも咲いている立葵。実は外来種。本来なら日本で咲いていてはいけない花。アレルギーもあるとのこと。
他にも数えきれない外来種の動植物が日本に入ってきており、自然環境にどれだけの影響があるのか。
今日だけでも環境について考えてみると良いかも。
何日間か海外で過ごしただけで日本食が恋しくなる。
2013年に無形文化遺産に登録されて世界で大人気となった。
一汁三菜。
主食(ごはん)、香の物(漬物)、汁物(味噌汁)、主菜、副菜二品。
絵に描いたような日本食。
日頃よく食べている、かくれわ食堂のおばんざいランチ。
僕の食生活を支える、友人でもある〝かあちゃん〟の店。
日本人の健康には欠かせない日本食。食の欧米化が言われ始めて病気も多くなった。きっと、体が対応できずに悲鳴をあげているのだろう。
麦秋が過ぎ、刈り取られた麦藁の芳しい匂いが鼻先をくすぐります。
雉の夫婦が戯れ、鼬も走り回っています。
お送りしました写心が、美しく皆様の心に溶け込みますように。
写人がお送りしました写心の定期便。
お供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
6月5日 12.33キロ 33.81キロ
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