中秋の名月にジュピター木星が寄り添う天文ショーも過ぎて季節は確実に移ろってはいますが、まだまだ蒸し暑い日々が続く今日この頃です。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
やたらと飛んでいた時期がありまして、幼少の頃の名残と言いますか、将来の夢はパイロットだったのです。
兎に角、空を飛びたかったのです。
山に登れば、雲海や朝陽を一っ飛び。
大自然に包まれれば、ぴょんぴょん飛び跳ね。
風に吹かれれば、ふわり途中を舞う。
そして、いつしかカメラマンとしてヘリコプターで大空を飛び回る。
そんな人生でした。
思い返せば、夢を追い続けた人生だったなあと。
半世紀前に思い描いた夢パイロットにはなれませんでしたが、とても幸せな人生だったと思っています。
還暦を大きく過ぎて、体がいうことを聞いてくれなくなった今も、そしてこれからも、
「まだまだ飛び続けたい」
なぜか今朝、湯船に浸かりながら、そんなことを思ったのです。いろんな思い出が走馬灯のやつに瞼の奥に浮かんでは消え、消えては浮かびました。
ここまで書いて丁度500文字になりました。〝長湯〟になってしまいました。〝筆〟を置きます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。 写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。 皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。