処暑を過ぎた夜明け前、いつものルーティーンに飛してすぐ、南西の真っ暗な空がぼんやりと仄かな光を放っているのに気づく。 きっと覆った雲の遥か彼方に〝いる〟のであろう満月から二日目の立待月に違いない。 そして、 耳を澄ませば、 カナカナカナカナ… …
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