夢も見ないまま目覚めた朝は、全く音のない世界。 カーテンを開ければ、すっぽり深い霧に包まれています。 霧にむせぶ街灯の瞬きだけが、営みを告げています。 用意を整えて表に出て耳を澄ませば、微かに遠くから車の行き過ぎる音が聞こえて参ります。 音も…
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