山頂を吹き抜ける風は、
すっかり秋めいて、汗で濡れた肌が秋到来を喜んでいるようです。
遥か彼方の東の空が赤みを増して、天頂の青空まで絶妙なグラデーションを醸し出します。
朝日がもうそこまで来ていることを告げているようです。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
強い味方。
この子たちのおかげで安心して登れます。
オニヤンマ。
コロナの影響で人流が減り、スズメバチの巣が駆除されずに残っているようです。
また、長雨で巣が小型化していて見つけにくくもなっているという指摘もあります。
過去に刺された経験があり、ハチ毒アレルギーを有する人は2回目以降、アナフィラキシーショックを起こす危険があるようです。
そんな〝奴〟から守ってくれるのがオニヤンマ君です。
スズメバチを捕食するオニヤンマは天敵らしいです。
このオニヤンマ、史上最強の〝ウルトラマン〟手作りです。
手足が2本しかないのが玉に瑕です笑が、奴の目には最強の敵に映るでしょう。
クマ鈴。
近年、人里に姿を見せることが多くなったクマから守ってくれるのがクマ鈴。
このクマ鈴は、本所そこらのクマ鈴とは違います。林業組合御用達の代物です。
遠くにいる奴の耳まで届く音色です。市販のクマ鈴と比べてみましたが、より遠くまで届きます。
3連が欲しかったのですが、当時10,000円。やむなく2連にしました。それでも5,000円です。お高いですが、ハンドは太い革で一生もんですし、身を守れるなら安いもんです。
頼もしい〝2人〟に守られての山行は安心です。
アレンジ色に朝焼けした空と、福井市中心部を包み込む雲海が見事な風景をつくりだしていました。
雲のように流れる霧は、まるで生き物。命が宿っているようでした。
着々と進む北陸新幹線の高架が朝日を浴びて、遥か彼方のまで美しい曲線を描いていました。
天空365メートルからの眺めは至高の風景です。
文殊山で朝食を!
かれこれ7、8年続く土曜日の朝のルーティーン山行の今朝のメンバーです。
今朝は年数回の暁天行。
見事な御来光でした。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。