目が覚めて1日の始まりの風景は、カーテンの隙間から見える暁の空でした。
訳あって絶対安静の日々。
ようやく先が見えてきた朝、この風景を見てしまって我慢できずに飛び出します。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
影も形もなく姿を見せないのに、
何故かお彼岸になると突然咲きますね。
雑草の中、
コンラートの割れ目、
砂利道、
すっくと天に向かって咲きますね。
不思議な花です。
1週間前、朝目が覚めて「さあ!」
激痛が全身を貫きました。
起き上がろうにも体が言うことを聞いてくれません。
なんとか立ち上がっても歩くことができません。
もう何年もなりを潜めていた持病の腰痛の再発です。
「相当酷使した腰ですですね」
レントゲン画像を見たドクターの第一声。
「若い頃から陸上でハードルを飛んでいて痛めて以来、二度入院して治療しています」
「ここ何年かは毎朝10キロほど走っています」
「そうですか。一気に疲れが出たのでしょう。これからはストレッチも入れてください。取り敢えず全体安静で、痛み止めと炎症抑止剤、湿布を2週間分出しますので、それで様子見てください。痛みが治らなければ再院して下さい」
何十年分の疲れで、体が悲鳴をあげたのでしょう。
何十年も前に購入したコルセットが二つ引っ張り出しました。
歩いた歩数122歩
歩いた距離9メートル
歩いた時間1分
こんな生活が続いていましたが、もう限界。
少しずつ動かしてみます。
と言うことで、お彼岸の墓参りへばあさんと行ってきました。
朝摘んだ彼岸花を添えました。
賑やかになりました。
御先祖様たち喜んでくれるでしょうか。
ばあさんより腰が曲がっているのが気になりますが…
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。