〝窓の向こう側〟で、
獅子座の満月が雲間から顔を覗かせてうっすら積もった雪景色を照らしています。
写人が、あなたにお送りします写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
1980年10月5日、午後8時35分。
一人の歌い手がマイクを置きました。
伝説の始まりです。
昨年、伝説のコンサートを40年ぶりにノーカットで観ました。
40年の歳月なんて、あっという間に埋まりましたね。ついこの間の出来事のようでした。
同い年。
「こんな歌の上手いアイドルっているんだ」
ハナタレ小僧が中学に上がって、陸上部で毎日汗をかいて、年中日焼けで真っ黒だった頃、
「としごろ」という曲を歌うアイドルに、びっくりした想い出が走馬灯のように蘇りました。
山口百恵は、二人とは少し違ったんですよね。
うーん、陰というか、なんだろう。中学生なのに、〝光と陰〟が漂っていたんですよね。
人気絶頂期に、突然結婚と同時に引退。
「私の輝きは7年で十分」
とでも言うように、あっさりと。
だからこそ、今でも色褪せないのでしょうね。
明日(もう今日かな)、もう一度会えます。
お送りしましたこの写心が、あなたの心に美しく溶け込みますように。
写人がお届けしました写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。