今にも消えそうな、少し欠けた月が、
真夏のような朝日に追い掛けられています。
どこまでも高い秋の空に浮かぶ、白く透明な月は、
最高の〝晴れ舞台〟の役目を終えて流石に消えてゆきます。
秋の香りを運ぶには少々強い風に、
大空を舞うツバメは力尽きて、身を任せています。
収穫を待つ稲穂に止まろうとする赤とんぼも、あっという間に流されます。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
思わず手を振って、サヨナラ。
天高く馬肥ゆる秋。
秋の空はなぜ高く感じるのだろう。
ご飯が美味しい季節になって、馬だけでなく、人も肥えるなあと、苦笑いしてます。
銀杏の葉は、まだまだ青々としていて、黄色く色づくには、もう少しかかりそうです。
朝日を浴びて透けた葉は血管のようで、
生命の神秘を感じます。
初物を食べました。
栗ご飯が食べたくなりました。
人肥ゆる秋ですね。
猛暑を物語るような光景が広がります。
遠くでは、収穫に向けて育つ、そばの花が秋風に揺れています。
どこまでも高い澄んだ青空が、
どんどん、どんよりした雲に飲み込まれて、今にも泣き出しそうです。
太陽の日差しも届かなった街中は、
どこか薄暗く寂しげです。
お送りしたこの写心が、あなたの心に元気を届けられますように。
写人がお送りした写心の定期便「maguroストリーム」。
皆様のお供を致しましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
9月17日 3.86キロ 81.54キロ
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