隆盛を誇る雲間から、
鋭く差し込む太陽の陽射しに心を休める時、
遥か雲の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
果てしない光の帯を、
豊かに流れゆく風に心を開けば、
煌く太陽の声が聞こえてくる、夕暮れ時の、なんと饒舌なことでしょうか。
厚い雲に消えていった輝く太陽も、瞼に浮かんでまいります。
これからのひと時。
写人が、あなたにお送りする写心の定期便。「maguroストリーム」。
皆様の、お供を致しますカメラマンは、わたくし、福田正美です。
今年3月6日に米寿を迎えたばあさん(母親)と6月14日に還暦を迎えた息子のランチデート。
食事に連れ出したのは記憶にないぐらい久しぶりだ。
ゆっくりしか食べられないし、こぼしもするし、量も食べられない。
でも、ここならきっと大丈夫。
美味しかったって。
2人分払うと言ってきかない、頑固な昭和女。
昔、近所に住んでいたこともあり、
「ここ、昔なんやったかな」
「女湯や」
「ああ、銭湯やったか」
「・・・」
散々、親不孝してきました。
還暦を迎えて定年を機に、2人で過ごす時間を増やしていくつもりです。
今更遅いかもしれませんが、精一杯孝行したいと思っています。
令和元年は親子で真っ赤かです。
そして、ルーティーンはステキなサンセット。
無類のサプライズサンセットフェチ。
ほんの一瞬。
無理かなあって思ってたら、厚い雲がパカって割れて光の帯が一閃。
神秘的なサンセットでした。
神様からの贈り物かな。
1匹のモンシロチョウがひらひらと舞っています。
遠くから子どもたちが野球に興じる元気な声が混じって、「よろしくお願いしまーす」の鶯嬢の声が聞こえてまいります。
夕闇迫る中、遠ざかるにつれ、初夏の風と区別がつかなくなります。
お送りしましたこの写心が、美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように。
写人がお送りした音楽の定期便、「maguroストリーム」。
お供をいたしましたカメラマンは、わたくし、福田正美でした。
6月24日 8.40キロ 161.90キロ
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