何年もこの日に向けて準備してきて、結果は厳しいものとなりました。第五関門25.9㌔を制限内に通過できずでした。
「これだけやってもダメなのか」
多くの方にサポート、応援していただいてのこの結果に悔しいというよりは、申し訳なさでいっぱいです。
2024年3月31日午前8時30分、福井県初のフルマラソン大会「ふくい桜マラソン」のスタートです。
桜一色のランナーたちが一斉に走り出す光景は感動の嵐でした。
3月16日に開業した北陸新幹線高架と一体となった共用橋「新九頭竜橋」を埋め尽くすランナーたちは圧巻でした。
折り返しの丸岡城までは快調に㌔7分台キープで第三関門15.1㌔(11:10)を15分余して通過。
しかし、直後一気にペースダウンして歩くのがやっとの状態に。第四関門19.9㌔(12:00)は7時間のペースランナーたちに励ましで、11:59:30でギリギリ通過。
「もうアカンな」
心折れそうになりましたが、残り精一杯走ろうと。
中間点をなんとか通過するころは、ほぼ足を引きずるようになり諦め掛けましたが、箱根駅伝を彷彿とさせる遠藤の温かい声援を力に次の関門までは頑張ろうと。
第五関門25.9㌔(12:54)が見えてからが、見晴らしが良過ぎてなかなか近づいてこない。約20分オーバーでバスに収容されました。
バスから降りるともう、ゾンビ状態。
師匠にバッチリ用意してもらいましてが、完走できず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
また自分の足ではないみたい。
しばらくは走れないなあ」
そうそう。途中こんな可愛い声援をもらいました。
「サクラサク」
サクラサクはなりませんでしてが、心の中にはサクラサクでした。
サポートしていただいた皆さん、応援してくださった全ても皆さん、ありがとうございました。
そして、3日後、一年後のリベンジに向けて再始動いたしました。